ベンチャー企業転職論
景気低迷の時こそ、ベンチャー企業の採用が熱い!
大手に比べて採用に苦戦するのが中小・ベンチャー企業。知名度や制度に未整備なところも多く、条件面で勝負するのはなかなか難しいのが理由です。 しかし、経済が不況になると話は別。採用を明確に絞ってくる大手に比べ、中小・ベンチャーは「今こそ人材獲得の好機」とばかりに、採用に力をいれる企業も多いのです。その理由を考えてみました。
『就職氷河期』の優秀なメンバーたちが、ベンチャー企業の中核に
約10年前の『就職氷河期』。今の経済状況と転職状況は、まさにあの頃を彷彿とさせるような低迷ぶりです。しかも今回の不況は、直前まで好景気だったことが、企業の体力を徹底的に奪ってしまいました。各企業とも上向きの売上予測を立てていたがために、その予測が外れたいま、仕事量に比べ組織内に人材が飽和。その被害は甚大です。
転職市場を見回しても、少し前までは1案件に対するエントリー者も少なく、ライバルも少ない“売り手市場”だったのですが、状況は一変。“買い手市場”となった今では、案件によっては1案件につき100人を超えるエントリーも珍しくはありません。つまり、転職難度が相当上がってきているのです。
しかし、この状況をチャンスととらえ、人材採用に積極的な企業群があります。それが、ベンチャー企業をはじめとする中小企業群です。約10年前の『就職氷河期』のときも、これらの企業は積極的に採用に打ってでて、優秀な人材を多数獲得しました。「世代間の谷間がある」と悩む有名企業をよそに、現在そうした企業の中で、中核を担っているのは彼らなのです。
自分の理想像を描き、冷静に状況を判断し、冒険すべきかどうか見極めよう
この状況下で、採用に力を入れることのできるベンチャー企業は“本物のサービス”“オンリーワンのビジネス”を展開している企業が多いのです。そうした有望株のベンチャー企業を見極めるチャンスでもあります。大手企業や有名企業の門が狭まったことを悲観的に捉えるのではなく、今までになかった選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
「自分のできることだけをするのではなく、自分の可能性を拡げるチャンスが欲しい人」には、ベンチャー企業はうってつけです。しかし同時に、自らのキャリアをしっかりと見つめる機会でもあります。いま冒険すべき時なのかどうかを自らに問い、またリアルに自分たち家族の“生活”という面でも冷静に見極める必要もあります。
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