無料転職相談でご紹介できる総求人9463件。そのうち公開求人1483件、非公開求人が7980件あります。(2010年09月03日更新)


転職のネオキャリア > IT業界の転職論 > 株式会社MCJ 高島勇二さん

IT業界転職論

IT業界の転職論インデックスに戻る

株式会社MCJ 高島勇二さん

私どもは、創業時から日本も近い将来に欧米のようなマーケットになると確信し、その戦略のもと成長を続けています。

キャッシュフローがマイナスにならないビジネスモデル

マウスコンピューターの立ち上げは1993年ですが、実家の会社が実質倒産状況マイナスからのスタートでした。中小企業の経営者は皆、資金繰りの苦労を経験しています。そういったなかで、キャッシュフローがマイナスにならないでお客様の満足度の高いビジネスモデルをという発想を形にしたのが、BTO(注文生産)のスタイルでした。お客様から注文、入金をいただいてから、発注、製造に入るので、パソコンメーカーが共通して抱える在庫リスクを負わずに、ビジネスをすることができました。
他社のパソコンメーカーが、低価格戦略を打ち出すなかで、弊社はその時流に乗りませんでした。しかし、毎月のモデルチェンジと価格改定を続けています。パソコン部品は、1ヵ月で6~10%も価格が下落してしまうこともめずらしくありません。通常のパソコンメーカーでは、その下落幅はそのままマイナスとなります。在庫を持たない弊社では、一定の利益を確保した上で、下落分はそのままお客様に提供する商品価格を下げるという形で還元しています。弊社の商品は安価だと認識されていますが、それは決して無理な価格戦略によるものではなく、BTOと弊社独自のビジネスモデルにこだわり続けた結果、ユーザーの手に届きやすい価格となっている場合が多いのです。


ホワイトボックスのマーケットはさらに拡大する

パソコン製造業界は、既に成熟を迎えている業界と言われています。メーカー各社は、利益をあげるのに四苦八苦という状態です。しかし、弊社がターゲットとしているのは、そのなかでもホワイトボックスと呼ばれるマーケットです。ホワイトボックスとは、簡単にいうと大手総合家電メーカー以外のシェア部分です。
日本国内では、弊社創業時で1%、MCJが上場した時点でも3%程度と言われています。。しかし欧米を見てみると、パソコン市場全体の40%以上がホワイトボックスPCで占められています。私どもは、創業時から日本も近い将来に欧米のようなマーケットになると確信し、その戦略のもと成長を続けています。

外資に対抗出来るパソコンメーカーに成長させる

弊社は、M&Aが多い会社だという印象をもたれている方も多いでしょう。しかし、ただ闇雲にM&Aをおこなってきたわけではありません。
MCJは2004年に東証マザーズに上場しました。その際に改めて市場を見渡したときに、大きな危機感をもったのです。大きく伸びるチャンスのあるホワイトボックスの市場があるけれども、国内の大手メーカーは動きづらい状態にあり、外資系のメーカーは、すでに国内市場に乗り出していて、待ったを許さない状況だったのです。
それならば、PC業界の坂本龍馬のような存在になろうと考えました。国内のパソコンメーカーの利害関係を一致させて、協力関係を築く「PCジャパン構想」を立ち上げたのです。構想のもとホールディングスの形をとり戦略的なM&A資本業務提携を行ってまいりました。資材調達力の強化から始まり、弊社に足りなかった部分を、M&Aで補完していきました。ライバル関係にあった企業も大義を語ることで、ともにパソコン業界を成長させようという熱い意思が合致し、今では重要なパートナーとなっています。子会社となった企業も、シナジー効果で業績を伸ばしています。

特集ページ 1|2

ページトップへ戻る


無料転職相談

インタビューバックナンバー

アビームコンサルティング株式会社

株式会社ゴルフパートナー

ドワンゴ株式会社インタビュー

トレンドマイクロ株式会社

株式会社カカクコムインタビュー

転職論コラム オススメ記事

IT業界への転職インタビュー

女性の転職インタビュー

業界を知ろう

転職HOW TO